材料そのものの進化。
今日はかなり涼しくて日中から暖房をつけていたいまがーです、こんばんは。
さて、今日は様々なものの材料の話。
まずは、以下の記事をどうぞ。
そしてもう一つ、以下のサイト。
どちらも、光を利用した材料の話。前者は光と二酸化炭素によって傷ついた箇所などを自己修復する物質を開発しているという話。後者は光によって物質表面についた汚れを分解することで、汚れない物質の話。でも、今回言いたいのは具体的にこの物質がどうとかいう話ではない。
それよりも、材料というものがここまで進化し得るということ。物質というのは、近代になってプラスチックができたりカーボンが出来たり、様々なものができてきた。でも、それはあくまで材料の形質にかかわる違いがあるものだけであった。それが、何か刺激が加えられたときなどに動的に変化するような、ある意味生き物にも似た性質をもつものが出来るようになっているのである。
それはつまり、材料というものの可能性はまだまだあるということである。
正直、材料はあくまで材料なので、近代に作られきっていて、今はそれをいかに使って何を生み出すかの世界しかないと思っていた。しかし、材料そのものにまだまだ新しい要素を加えられるなら、今まで考えもしなかったようなことが可能になる、今まで常識と考えられていたことが覆されるかもしれないのである。
例えば、空に浮くことだって、今までは動力を使うか磁力を使うか、どんなものにせよ色々なものの組み合わせで成り立っていた。しかし、物質そのもので宙に浮き、制御できるような材料が開発されたとすれば、それはもう、それこそ世界に革命がおこるだろう。それぐらい、材料が進化するということは、大きなことなのである。
今回の前者に上げた自己修復する材料だって、まだ開発途中ではあるが、これが様々な物質と置き換えることが可能になれば、それはもう、修理という概念すらなくなるかもしれないのである。
そんな未来が来るとすれば、それはもうワクワクするしかない。
ということで、今日はここら辺で。