IOT機器を組み込まれた住宅が建てられていく時代。

今日は久々に夏みたいな天気で疲れたいまがーです、こんばんは。 

 

 

 

さて、今日は遂に家全体でIOT機器をフルに活用した家が建てられていく時代が来るだろうという話。

まずは、以下の記事をどうぞ。

globenewswire.com

内容は英語だけど、自動翻訳ができるので、誰でもある程度読めるはず。便利な世界になったものだなぁ。

と、まぁそんなことは置いておいて、内容としては、アマゾンがプレハブ住宅を作る会社に出資及び協力を行うことが決まったという話。

プレハブ住宅と言えば、日本ではまだまだ災害などの際の仮の住宅というイメージが根強いかもしれない。だが本来は、単に工場でできる限り製作してしまったものを建てたい場所に持っていって一気に組み上げる住宅のこと。なので、実は日本のように地震が多くて建築の基準が厳しい場所でなければ、結構普通に住む住宅をプレハブで作ることもある。というか、日本であってもプレハブ住宅などという言い方はあまりせず「プレハブ工法」なんていって誤魔化して建てられている物はたくさんあったりする。(プレハブ工法で建てられる家は正直、基準法はクリアしているけど、といった程度のものなので日本ではよっぽどしっかりしたものでない限りお勧めはしない)

そんなプレハブ住宅の会社とアマゾンが提携して家を建てる段階からIOTを組み込んだ住宅を建てようと目論んでいるらしい。ここ数年で急に増えたIOTだけど、まだまだ既存住宅に取り入れようと思うと、新たな装置が必要だったりスイッチのオンオフですら特別なアダプタを挟まないといけなかったりすることもあるなど、結構面倒。なので、それなりに機械に強くないと正直初期設定すらままならないまま、あまり便利に使えず終わってしまうこともあるだろう。

では、IOTを最大限生かすにはどうしたらいいか。それが、家を建てる段階から組み込んでしまうこと、なのだろう。正直、全ての家電において通信を行うわけで、そうなると無線のやり取りをする装置一つとっても、壁の中に埋め込んでしまえばすっきりするだろう。また、家の構造によってはどうしても飛びづらい電波も、建てる段階から部材や壁の位置などを考えておけばそんな心配もない。そして何より、一番面倒な初期設定をする必要がない。

となると、今後はこういった住宅が建てられていくことも多いように思う。それに、住宅メーカーとしても、全てIOT対応なので家電全て声やスマホで操作できますよ、なんて格好の販売トークになるだろう。それの先駆けとして、アメリカの企業であるしプレハブ住宅ではあるものの、今後建てられていくのだろう。
そして、それがいい販売ルートになると分かれば、すぐにでも日本の住宅メーカーなどと協賛し、メーカーとしてもこぞって参入しそうである。そうなれば、一気に住宅の標準装備としてのIOTが広まりそうである。

それはなかなか、セキュリティ面とかは少し心配ではあるものの、魅力的な未来ではないかと個人的には思う。

ただ、家電等が全てIOT対応となるということは、逆に言えば、全ての家電において使用状況や状態などを把握出来てしまう。なので、住宅全体をIOTにするのであれば、それらのデータは出来れば外部でビッグデータなどと言って統計しないでほしいなとは思う。願わくば、家の電気の使用量が家電ごとで分かったりとか、どの運転方法が効率いいかとか、そういった方向性で家の中だけでデータを活用できるようにしてもらえると嬉しいなとは思う。

 

 

では、今日はここら辺で。