機械学習によるゲームのキャラクタの身体的進化が可能らしい。

急にヤフー検索からのアクセスが増えて、どうした?となったいまがーです、おはようございます。

 

 

 

さて、今日はまた機械学習のお話。

でも、今回は難しい話ではなく、ゲームの世界での機械学習の可能性の話。

まずは以下の記事をどうぞ。

www.gizmodo.jp

 

もうタイトルだけでもなんとなく察しが付く人もいるかと思うけれど、ようするに、ゲームで出てくる敵やキャラクタが機械学習により進化(思考の進化だけでなく体型等までの進化)していくことが可能であることの実験が行われているという話。

内容をよく見ると、実際の実験では、よくある障害物や穴などを避けながら前へ進んでいくゲーム(実際にはもう少し複雑な地面の条件などを設定しているらしいが)において、それをクリアするように指示したキャラクタがどう進化するのかというものを行ったらしい。進化できる場所は足に限られていたが、それでも、学習させることでよりスムーズに動けるように自らの足を変化させることができたというから、凄い。

 

私自身、ゲームが結構好きなので、最近もオンラインゲームなどをする機会もある。しかし、以前からゲームをやっていて思うのは、一度攻略できた敵とまた戦うことになると、どうしても飽きが来ることがあるということ。もちろん、同じ敵を何度も倒すことによる楽しみや難易度の変化によってすぐに飽きるということはないが、それでも飽きることもある。それが、そんな敵たちが機械学習により思考だけでなく体型などまで変えてくるとすれば、それはもう、どれだけ魅力的なことか。

まぁ、攻撃パターンは機械学習により変化するようなゲームというのはすでにあるらしいが、それでもまだまだ発展途上で、せいぜいいくつかのパターンの組み合わせを自ら作り替える程度。それが、体型まで変えられるとなれば、以前は安全に攻撃できる方法があったとしても次に行ったらその手法は使えなくなっていたりするかもしれないのだ。そんなゲームがあったとしたら、やりたくして仕方がない。

 

それにもっといえば、ゲームだけでなく例えばバーチャルなペットなども進化する可能性があるのである。

現実世界で動物と触れ合うのが楽しいのは、もちろんその動物の種による楽しみもあるが、それ以上にそれぞれの個体による違いや、それとの触れ合い方によって変わっていく様子が楽しいのもあるだろう。それが、例えばバーチャルなペットが触れ合う人や触れ合い方によって懐くようになったり、餌をやりすぎたペットは太ったり、なんなら現実では起こりえないような進化をするとすれば、どうだろうか。昔流行った「たまごっち」の進化先が決まっていない、どんな形になるのか開発者もわからないもの、ということになるのである。

 

そんなことが実際にできそうなのは想像していたが、実際にできたという実験を見ると、もう本当にそんな未来がすぐそこに迫っているんだなと思う。そんなゲームの中やバーチャルな世界のキャラクタなどがどんどん勝手に進化していく世界なんて、ワクワクしかしない。

 

 

では、今日はここら辺で。