「プーと大人になった僕」を見て。
今朝、瞬間停電が起こってびっくりしたいまがーです、おはようございます。
さて、今日は昨日見てきた映画についてでも。
見てきたのは、「プーと大人になった僕」。
誰もが名前ぐらいは知っている クマのプーさん。そのクマのプーの友達クリストファー・ロビンが大人になった時の話。公式の言葉を使うなら・・
大人になったクリストファー・ロビンは、妻のイヴリンと娘のマデリンと共にロンドンで暮らし、 仕事中心の忙しい毎日を送っていた。ある日クリストファー・ロビンは、家族と実家で過ごす予定にしていた週末に、仕事を任されてしまう。会社から託された難題と家族の問題に悩むクリストファー・ロビン。そんな折、彼の前にかつての親友プーが現れる。
というお話。
これを、昨日妻と一緒に見てきた。
内容はネタバレにはしたくないのであまり書かないが、期待していた通りの訴えたいことが伝わってきて、凄くほっこりする映画だった。
その訴えたいこととは、「大人になると忘れてしまいがちな心を思い出してみたら」ということだと思う。
大人になると社会に飲み込まれ、仕事というものに圧迫された毎日を過ごし、効率化や利益、そんなことで頭がいっぱいになり、本当に大切なもの、時間、人、そんなものに気づきづらくなっている。そういったものに子供の頃は知らずと分かっていたはずなのに。
私自身も、子供の頃よく、せかせか動く大人や子供のことをあまり見ずにあれやこれや指示する大人、そこかしらに転がっている自然が見えていない大人などを見て、「あんな大人にはなりたくないな、自分は子供心を忘れずに生きたいな」と思っていた。私は、子供の頃に強くそう思うことがあったおかげなのか、時折そのことを思い出しながら今まで生きてきた。それでもたまに見えなくなる時があって、そんな時のことを思い出したときには「あぁ、自分も嫌な大人になっちゃったなぁ」なんて思うこともある。
ただ、そんな話を昨日映画を見た後に妻にしたら、妻曰く私は「子供のように生きていると思う」らしい。もちろん妻は良い意味で言ってくれたのだろうが、そう言われると嬉しいやら少し恥ずかしいやら複雑な気持ちになった 笑。
まぁでも、何はともあれ、この映画は少なくともそんな子供の頃の想いを振り返らせてくれたり、少し急いで生きすぎて辛くなっている人には立ち止まって少し風景を見てみたら、なんて思わせてくれる、緩くて良い映画だった。
エンターテイメント性の高い映画もいいけれど、たまにはこういったゆるーい映画も自分を見つめ直すきっかけにもなるので、もし気になった人は是非見てみてくださいな。
では、今日はここら辺で。