日本スリーデーマーチというウォーキングイベントへ。

 最近いい天気が多く嬉しいいまがーです、こんにちは。

 

 

さて、今日は日本スリーデーマーチという日本で最大のウォーキングイベントに行ってきた話。

開催地が妻の実家の関係で縁があり、私自身が一度は行ってみたいと思っていたため、今年初めて参加。内容としては、三日間決められたコースに沿って街中や丘陵などを歩くというイベント。そう書くとかなりハードそうに聞こえるけれど、三日間全て歩く必要はなく、参加登録も必須ではないため、割と自由にみんなが歩くという感じ。スタートは地元の小学校が拠点になっていて、そこから5km、10km、20km、30km、40km、50kmに分かれたコースに沿って歩き、またその拠点まで戻ってくるというもの。三日間とも全てのコースで違うルートが設定されていて、私が参加した昨日は森林公園(正式名称は国営武蔵丘陵森林公園)という、東京ドーム65個分程度もある公園を目指して歩くルートだった。

 

朝9時ごろ拠点の小学校に着いた時、思っていた以上の人出にびっくり。また、その拠点はただのスタート地点ではなく、そこでは物産展や食べ物など色々なお店が出ていたり、メイン会場のステージのようなところでずっとイベントを行っていたりと、なかなか盛り上がっていた。

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その後スタート地点から、今回は10kmのコースへ。まず目指すは森林公園。10kmのコースではちょうどそこが折り返し地点となっていて、そこまで5kmの行程。最初は市街地を通り、徐々に田畑の中の道へ。昨日は快晴だったこともあって、自然の中を歩くのはとても気持ちがいいものだった。ただ、人出が凄かったこともあり、途中人で渋滞のようになっていた箇所がいくつかあったのは、残念ポイント。もう少し景色をのんびり楽しみながら歩けたらなお良かった。

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しかし、妻の地元ということもあって、思い出の話などを色々しながら歩けたというのは、場所ならではの楽しみだった。この時思ったのは、やはり人は場所に紐づいた思い出というのがあって、そのことを聞くというのはその人の深いところに触れるようで嬉しいものだということ。
不思議なもので、普段忘れているような思い出であっても、場所に触れると思い出すものというのがあって、人の記憶の面白さも垣間見た。これはAIが発達してもなかなかないものだなと思った。機械であれば記録はできるけれど、記録は全てを網羅してしまっていて、面白みは少ない。忘れるということができるのが人間の特徴であり、重要度に関係なく覚えていることなどがあり、それが場所や音などの情報により引き出されるというのが面白い。

 

さて、少し話がそれてしまったけど、そうこうしているうちに折り返し地点の森林公園へ。森林公園自体も、サイクリングロードが整備されていたり散歩道があったりとなかなかリフレッシュにはいい場所だった。広すぎて全体のほんのごく一部にしか行けなかったけど、散策路も木漏れ日の落ちる素敵な所も多く、また森林公園へ来たいと思った。ちなみに公園の周りのサイクリングロードをぐるりと自転車で何も見ずに周ったとしてもゆうに1時間はかかるというから、その広さは相当なもの。

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その森林公園で、お昼ご飯タイム。お弁当を持って来ていて、広場の影にてまったりと食べた。歩き回った後に自然の中で食べるご飯はやはり美味しかった。

 

 腹ごしらえを済ませた後は、また拠点の小学校へ戻る帰路へ。帰路は5km以外の全てのkmのルート共通で、様々な人と出会った。家族づれでゆっくりと歩いている人、老夫婦でテクテク歩いていく人、会社のメンバーかなという団体で歩く人、海外からわざわざ来ている人など。このスリーデーマーチでは、スタート地点にて参加登録をすれば、ゼッケンに目標や歩く距離などを記入して背中に貼り付けるので、前を行く人が何kmのコースを歩いているかがわかる。なので、それを見ながら歩くのも楽しかった。50kmはかなりハードだから居るのだろうかと思っていたが、今回の歩きの中では唯一一人だけ50kmと書いている人を見かけた。

帰路では足も少し疲れ始めていたけれど、テンポよく歩き、13時半頃には拠点の小学校へ到着。到着した時の達成感は、登山の降りきった時のものと同じで心地よく、これは癖になるなと思った。
着いた後は、そこに出店していたお店にて味噌だれ唐揚げなるものを食べながら、お酒をごくごく。やはり運動した後のお酒は格別だった

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そして、そこでゆっくりしていたらメイン会場のステージのようなところで何やら始まったようでちらっと見ると、なんと高校生たちによる書道パフォーマンスが。数年前に映画などで有名になった、音楽に合わせながら踊ったりしつつ字を書き上げていくという、あれである。自分自身が昔書道をやっていたこともあり、書道パフォーマンスは一度見て見たいと思っていたのだが、まさかこんなところで見られるとは、ということで近くに寄って見に行った。どうやら地元の高校が書道パフォーマンスではそれなりに有名な高校なようで、かなりの人だかりとなっていた。

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実際に見てみた感想としては、想像していたよりも早いスピードで、しかも結構綺麗な字を書き上げるのだなということ。それに、高校生が団結して作品を作り上げていくという姿には懐かしさや感動すら覚えて、なかなか見応えのあるものだった

 

それを見て、帰途へ。初めての日本スリーデーマーチへの参加は、ただ歩くというものだけでない体験や想いがたくさんできて、なかなかいい経験となった。また来年も参加したいと思えるもので、もし近場の人は是非行ってみてほしいなと思った。

 

 

では、今日はここら辺で。