Intelの最新CPUがもうじき発売されるので性能を見てみた。

 今日のタイトルは普段と違う(今時のまとめ風な)感じにしてみたいまがーです、こんばんは。

 

 

さて、今日は思いっきりIT系、というかパソコンのハードに振り切った話題。

IntelパソコンのCPU(一番頭脳となる部分)の新世代を今月中旬に発売開始するので、そのことについて。まずは以下の記事をどうぞ。

ascii.jp

といっても、読んでみてちんぷんかんぷんという人も多いだろうから、さくっと説明していこうと思う。

まず、パソコンのCPUというのは、基本的なパソコンの処理を行う時の早さなどに直結する部分である。このCPUというのは、実はIntelAMDかの二通りの会社しかほぼ選択肢がない。もっと言えば、コアな人以外は基本的にはIntelを選んでいる。

そのIntelは、大体年に一度世代を変えてきて、がらっと製品ラインナップを変えてくる。その今年の世代が、ついに第9世代となり、この性能を記事では書かれている。ただ、比較対象としているのは第8世代と言う去年のものである。パソコンは一般の人なら早くても買い替えるまで5年ぐらいかかるだろうから、それでは正直あまり分かりにくいだろうと思う。

 

なので、5年程前に発売されてその頃人気となったi7-4770という型番と、第9世代の一般の人が使うことになるだろうランクの中では最大限いい性能となるi9-9900Kをさらっと比較してみようと思う。
まず、よく性能として引き合いにされるコア(スレッド)数。これは、5年前からちょうど倍になって、i9-9900Kでは8コア16スレッドとなっている。この数はパソコンで同時並行した処理を行う能力に影響するので、色々なソフトを同時に立ち上げたり動作の重いソフトを使いたい人にとってはかなりの恩恵となる。
次に、クロック数。クロック数は単純に処理の早さを示すと思っていい。これは、i7-4770で最大3.9GHzであるのに対し、i9-9900Kでは最大5GHzとなっている。この数字だけ見ても、3割近く性能が増していることになる。

では、結果的に総合してどれぐらいの性能が上がったことになるのか。これは、実際に販売されてから色々な人が性能を調べないと確定では言えないが、この性能と第8世代などの現行最新の性能などから考えるに、5年前から約2倍近くの性能となるだろう。

 

ちなみに、上記に上げた記事ではもっとハイエンドの、一般の人ではほぼ使わないであろうCPUも紹介されているが、それもついでに少し話しておこうと思う。

その型番は、i9-9980XE。これのコア数は、なんと18コア36スレッド。正直それを使いこなせるような作業を行うことがあるのか不明だが、最近のVR技術などに直接触れている人にとっては嬉しいかもしれない。そしてクロック数は、4.5GHz。これはあれ?と思う人もいるかもしれないが、そう、実は上記に上げたものより落ちている。これは説明が単純ではないのだが、コア数が増えるとそれだけ発熱が多くなるためコア数は落とさざるを得ない、と思っていれば大体合っている。クロック数は低くてもコアがたくさんあるので全体的な性能としては高いと思っておけばいい全体としてはi9-9900Kよりも更に1.5倍ほどの性能になるだろう。

ちなみに、ここまでの性能になると価格もケタ違いで、上記に上げたi9-9900Kが約6万程度になるのに対し、i9-9980XEは20万を超えてくる。一般の人が扱うパソコンの値段分ぐらいが一つの部品であることになる。おそろしい話だ。

 

こんな感じが、最近のCPU事情となっている。パソコンの性能などは一般の人は購入するときぐらいしか気にしないだろうから、正直あまり分かりにくい話だと思う。なので、迷うことがあれば私は相談にはのりますので、いつでも連絡をどうぞ
あと、自分のパソコンがちょうどi7-4770なので、この第9世代が発売されて価格が落ち着いてきたら、そろそろ買い替えようかな。

 

ということで、今日はここら辺で。