ジャコビニ流星群が3日後に見られるかも。

最近雨続きだし台風来すぎで全然洗濯物が干せないいまがーです、こんばんは。

 

 

さて、今日はジャコビニ流星群(現在は10月りゅう座流星群と呼ばれるもの)が、あと3日後に極大(一番多く見られるタイミング)を迎えるよ、という話。

ここまで聞いて、あれ?なんか聞いたことあるような、と思った人は、素晴らしい。そう、ちょうど先月、ジャコビニ彗星と呼ばれる彗星が地球に接近(正確には太陽に接近)し、日本からでも観測できた。そのことをこのブログでも書いたので、覚えていた人もいるかもしれない。

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その際にも少し書いたのだけど、流星群というのは、実は母天体というものがあり、流星群の元となる天体が決まっている。そして、今回見られるジャコビニ流星群(現10月りゅう座流星群)は、母天体が先月見られたジャコビニ彗星となっている。だから、名前が一緒なのである。

 

では、実際どうしたらこの流星群を見ることができるのか。

それは、何度か書いているが、流星を見るにはとにかく視野の開けた出来るだけ暗いところで、ぼんやりと眺めるのがコツ。極大時間(一番多く流れるとされる時間)は今回9日の9時となっているので、日本では実は日が明けてしまっている。そのため、その直前の夜明け前、9日の午前3時ごろが一番見ごろとなる。

この流星群の特徴としては、現在は10月りゅう座流星群と呼ばれるだけあって、りゅう座の方向(こと座とおおぐま座(北斗七星)の間付近)から流れるように見られる。また、流れるスピードが比較的遅く、他の流星よりはゆっくりと流れるように見える(とは言っても3回願い事を言う時間はない・・・)。

そして、この流星群はたまに大量に流れることもあることで有名。前回日本では1985年に大出現しており、その時と非常に条件が似ているため、ひょっとすると大量の流星が見られる可能性もある。だが、事前予想ではそこまで流れないかもとも言われているので、実際当日になってみないと分からない。

 

まぁでも、期待するほどは流れないとしても、流星を見るいい機会なので、是非時間のある方は9日の明け方に夜空を眺めてみてはいかがでしょうか。

 

 

では、今日はここら辺で。