ジャコビニ彗星が見えているよ。

今朝、すごく久しぶりに虹を見かけてうれしくなったいまがーです、こんばんは。

 

 

さて、今日は天体のこと。
というか、以前一度書いた、ジャコビニ彗星のこと。
何それ?って人は是非以下のリンクからどうぞ。

 

さて、読んでいただいた方なら分かる通り、今晩が最も地球に近づく(つまり明るく見える)予想となっている時。正確には、今朝の早朝3時ごろが一番見ごろだったのだけど、まぁ今晩夜遅くなってからでも、ほぼ同じ程度で見られると思う。

 

ちなみに私は、昨日寝る前に一度空を見て、天気予報を見て、諦めて寝た 笑

雲がかかっていて、とてもじゃないけれど見えそうじゃなかったので。残念。なんと今日も関東の方は思いっきり曇りみたいなので、関東圏内の人は明日以降に期待。(ちなみに、向こう10日ほどまでは明るさとしてはぎりぎり見えるはず)

 

で、まぁそんな状態だけど、自分が住んでいるところの天気は良さそうって人もいると思うので、見たい人向けに以前の記事で書いたような彗星そのものの説明ではなく、実際その彗星はどうやったら見られるのか、を書いていこうと思う。

 

まず、どの辺りにいるのか。

これは、簡潔に書くと、ぎょしゃ座のど真ん中からふたご座の足元をかすめるように日々動いていく今日10日であれば、ぎょしゃ座の五角形の(カペラを上に持ってきた際)底辺に当たる部分のど真ん中あたりにいる。そして、20日にはふたご座の二人の足元のちょうどど真ん中あたりにいる。そこまで約10日かけて動いていくと思ってもらえれば、何日かによって大体の場所はつかめるかと思う。

 

・・・なんて、一般の人に説明しても、どこやねんそれ!ってなると思うので、もう少し詳しく話そう。

 

そもそも、まずぎょしゃ座なるものがどこにあるのか。

それを見つけるには、まずオリオン座(これはあまりに有名なので皆知っている・・はず!)の砂時計の形を探そう。冬の一番代表的な星座。その中にある特に明るい星二つはともに一等星で、より北寄りにある赤っぽい方をベテルギウスといい、もう一つをリゲルという。ちなみに、オリオン座というのはギリシャ神話に出てくる狩人。北のほうが頭、南のほうが足として形作られている。

このオリオン座を見つけることができたら、足先から頭の方へ視線を伸ばし、そのまま北のほうへオリオン座を1.5個分ぐらい伸ばした先にひと際明るい星を見つけるこれが、ぎょしゃ座のカペラという一等星にあたる。ぎょしゃ座は、このカペラを一頂点として五角形を描いたものが、大体の場所。カペラさえ見つければ、割ときれいな五角形なので、あぁこれか、と分かるはず。ちなみに、カペラとは、ラテン語で雌ヤギを意味する。

では次に、ふたご座。これは誕生星座に使われるので名称だけは有名だろう。これを見つけるには、先ほどのぎょしゃ座から、ぎょしゃ座一個分ぐらい東に視線を動かそう。するとそのあたりに、二つ明るい星がぎょしゃ座の五角形の1辺の半分以下の近さで並んでいるのが見つかると思う。これが、ふたご座の一等星と二等星の、ポルックスカストルである。ふたご座は、この二つの星を頭として南のほうに足を投げ出しているような形。サイズ感は、オリオン座の砂時計やぎょしゃ座の五角形より少し大きいぐらい。

さて、このぐらいがとりあえず文字で説明できる、今回必要な星座の見つけ方。本当はもっと他の冬の星座たちも紹介すれば見つけやすいのだけど、今回はややこしくなるので割愛。

 

これだけわかれば、あとは始めに書いた位置で彗星を探してみよう。夜空の星というのはほとんどが毎晩同じ位置に見えるけれど、それは充分に遠い場所にあるから。なので、今回のような彗星などはその星の海の中を徐々に毎晩移動していくように見える。なので、先ほど書いたように少しずつ見える位置が変わってくる。

見られる時間帯としては、夜の2時以降ぐらい。それぐらいにならないと地平線から登ってこないので、これはどうしようもない。頑張って起きておくか、早くに寝て3時ぐらいに起きよう。

 

頑張って探して見つけられたときは、おぉ、となって嬉しくなるので、是非探してみて。

 

 

 

では、今日はここら辺で。