画像や動画の転載を止める技術。

最近夜によくお散歩するので月が満ちていくのを感じられて凄く嬉しい いまがーです、こんばんは。

 

 

さて、今日はネット上の画像や動画などの無断転載についての話。

これは、随分と前から言われている問題で、それこそ「HPの素材屋」とかが流行っていた頃から素材が勝手に配布されたとか、昨今の「ネット動画」を本来の投稿者に無断で別の動画サイトに転載された、など。

 

これは正直、どれだけ対策をしようとも悪意のある人がいる限り無くならないと思っていた

 

けれど、ひょっとしたら今から書くようなことが実現できるとしたら、出来るのではないか?というアイデアを思いついた。ただ、自分は画像ファイルや動画ファイルなどに追加でそういったことが可能なのか、はたまた新たな拡張子を作る、なんてことをすることで可能なのか、それともただの夢物語なのか分からないので、アイデアだけ放っておく。(誰か実現できそうな人いたら、話をしませんか)

 

さて、ここまで引っ張ったけれど、一言で言えば、ブロックチェーン技術を使用したら何とかなるんじゃないか、という話。もう最近はあちこちで聞くようになった仮想通貨。それの大元の技術、ブロックチェーン

 

詳しく話をすると色々長くなるので簡単に着想を。自分が目を付けたのは、ブロックチェーンの中でも、イーサリアムトークンの一種の、ERC721という規格。

これは、代替不可能トークンと呼ばれるもので、イメージとしては土地などが近いと思う。固有のものに対して誰か所有者がいて、それぞれに価値を持つ。所有者の譲渡もできれば、その際に価値は変動させることもできる。

 

この規格を使えば、例えばネット上に画像などをアップロードする際に、ERC721にそって作られたトークンの一つと紐づけて(これは例え画像などの編集を行ったとしても変更が効かないように)アップロードする。そしてそのトークン自体は、アップロードした者がネット上の専用のウォレットに送金する。

そして、視聴やダウンロードなどは自由にさせればいい。ただ、専用のウォレット(というかそのトークンのブロックチェーン)は、常にトークンと合致するファイルがネット上にないかを検索させておく(Googleクローラーのように)

もしも誰かがダウンロードしたものを再度どこかネット上にアップロードしたとする。すると、それが上記のブロックチェーンの検索網に引っかかり、そのトークンの保持者にアップロードされた先を通知するようにする(もしもアップロード自体を妨げるような処理を出来るならいいけれど、それはアップロード先になりうるようなサイト側が全て対応しないと厳しいだろうから、あまり現実的ではない?)。

アップロードを再度された先を通知されるとなれば、誰も無断に転載などはできなくなるだろうし、もしもしたとすれば、訴えられること間違いなしだろう

 

まぁ、その画像などに紐づけているトークン情報などを消されたり改ざんされるとすればどうしようもないけれど、そんなバイナリデータを見て修正して、なんて芸当をできる人は限られるだろうから、そこまで問題にならないと思う。

 

ERC721ではできなくても、例えば大元のブロックチェーン技術自体を利用すれば、それぐらいの処理はできるような気がするのである。

 

ただ、現存する拡張子を変更しないといけなくなると、それはもはや標準化されたものを変えていくわけで、簡単ではないだろうと思う。
また、現状あるファイルに何か取り外せない付加情報を追加できればいいけれど、これまた技術的に厳しいだろうなぁ。

 

となると、例えばファイルをバイナリデータにし、そのバイナリデータの特定箇所から抜き取った情報を元に新しくトークンを作成、それとの照合、とかの方がまだ可能性は見えるのかもしれない。

 

 

などという夢想でした。

 

 

誰か、これをこうすれば出来るんじゃない?とか、いやこれでできるよ、とか、あ、それ作れそう、なんて人がいたら、是非ともご連絡ください。一緒に考えていきませんか?

 

 

ということで、今日はここら辺で。