近頃よく聞くようになったスーパームーンとは。

そういや今年のセンター試験は解いていないなと思ったいまがーです、こんにちは。

 

 

 

さて、今日は、昨日ニュース等で聞いた人もいたかもしれない、スーパームーンについて。

 

一昨日の夜から昨日の朝にかけてがちょうどそれだったのだが、近年なぜか急速に広まったスーパームーンという言葉。簡単に言えば、普段より大きく明るく見える月のことを指すのだが、これは実は天文用語ではない。

月が地球の周りを回っていることは常識だが、その軌道は実は円ではなく、楕円であることはあまり知られていないかもしれない。しかも、地球からの距離で言えば最短で35万km、最長で40万km程度と、なんと約5万kmも差があるぐらいかなり偏った楕円形である。そのため、地球に近い時の月と遠い時の月では、見かけの大きさが10%以上変わってくる。その見かけ上月が大きく見える、つまり地球に近しい時の満月のことをスーパームーンと呼ぶようにいつからかなったのである。ちなみにこの言葉は調べたところ占星術からきているらしい。

 

ただ、あくまで地球に近しい時の満月のことを言うだけであって、ぴったり満月になる瞬間と地球に最も近くなる瞬間が重なるわけはなく、その前後数時間から数日間のずれは許容してスーパームーンと呼んでいるらしい。具体的にどこまでを許容するのかなどの記述はどこを探しても見つからなかったため、あいまいな定義なのだろうと思う。

 

ということで、天文用語ではないが何かとニュースなどで取り上げられることが多くなったスーパームーン。個人的には確かにその満月は綺麗で見ごたえがあるとは思う。実際、今回も早朝に起きた時に見えていた満月をパシャリした。

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ただ、話題になっているスーパームーンを見るだけで終わるのではなく、夜空を眺めることに少しでも興味を抱く人が増えてくれれば嬉しいなと思う。

 

 

 

では、今日はここら辺で。