フードシェアリングサービスって日本ではなかなか流行らないなぁ。

 最近首周りの乾燥が激しいのだが、どうしてだろうと思っているいまがーです、こんにちは。

 

 

 

今日は、フードシェアリングサービスというものの話。

 

昨今、様々なもののシェアリングが流行っている。家に始まり車、自転車、傘などなど・・。そんな中、実は食品もシェアリングサービスがある。

といっても、これは他のシェアリングとは少し意味合いが違っていて、主に食品ロスを減らそうという意図のもと行われている。今日本では、お店等で提供しきれなくて廃棄となる食品というのは大量にある。日本だけでなく世界中であるだろうが、特に日本は多いと思う。しかし、廃棄するラインというのは結構余裕を持っているため、実質は食べられたりするものや、次の日に持ち越せないために仕方なく、なんてものも多い。なのでそういった本来廃棄する食品を安く一般の人へ売ろうというのがフードシェアリングというものの実態

アメリカではこれが実は結構流行っているのだが、日本では現在のところ流行ってはいない。日本で今フードシェアリングで有名な所は以下の二点だと思うが、共にまだほぼ都内にしか対応店舗がないだけでなく、そもそも数がかなり少ない。

tabete.me

reducego.jp

 

ちなみに、前者は近くのお店で余ったものが出品されていた場合には都度購入する形で、後者は月額2000円程度を支払っておけば毎日2回まで出品されている物を受け取れるという形。

どちらにせよ、全然流行っていない。サービス開始からまだともに1年程度だからというのもあるかもしれないが、問題点は山積みなのだろうと思う。

 

まずそもそも加盟店舗が少ないのでごく一部に住んでいる人しかまともに利用できない。そして、その加盟店舗が少ないのはおそらく店舗側があまり加盟したがらない、知名度が高くないなどがあるように思う。加盟したがらない理由としては、PL法などでお店が提供するものにはある程度責任を持たないといけない日本の法律の問題や、そもそもいくら食べられるといっても品質の落ちたものを提供することでお店のイメージの心配など・・。もう少しこれを利用することによるお店側のメリットも大きければいいのになぁと思う。それには日本の法制度の改革が必要なのかもしれない。(アメリカでは食品ロスを積極的に減らす取り組みをしているお店に助成金が出たりする)

そして次に、サイトが使いにくい。もうびっくりするぐらいサイトが不親切で、欲しいものを検索する機能すらまともに使えない。サイト制作は外部に委託してるだろうけど、正直これにいくら支払っているんだろうって心配になるレベル。もしその関係者がこのページを見ていたら是非連絡とってきていただければ私が作りますよ、って思うぐらい。

 

とまぁこんな感じでこれらが改善されないと流行らないのかなって思う。特に見た目などを重視する傾向の強い日本では余計流行りにくいのだろうなと思う。しかし、個人的には流行ってほしいサービスではある。食品廃棄どうのなどといった問題がーとかもあるにはあるが、それ以上に、単純に家で作るには種類として限界がある御飯の幅が増えるから。だって、イタリアンとか揚げ物とか凝ったものは複数種類家で作るのは手間がかかりすぎるので、それらを安く手に入れられて、しかも家で食べられるなら万々歳ではないか。

 

ちなみに、お店の料理のシェアではなく、スーパーの倉庫などで眠っているそもそも消費期限などがある食品のシェアリングサービスもあるが、これもまだあまり流行っていない。こちらは期限前だというのにあまり値段が下がらないことやこれまた知名度の問題があるのだろうなと思うが、これも流行ってほしい。また、最近でこそスーパーなどで野菜などの規格外品が売っていたりするが、それらも出回っていないものがあるはずなので、それらももっと流通させるようなサービスがあってもいいのにと思うのである。

 

選択の幅が広がる時代、来てほしいなぁ。

 

 

では、今日はここら辺で。