冬至のあれやこれや。

今年は久しぶりに年賀状を大量に印刷したいまがーです、おはようございます。

 

 

 

さて、いきなりですが今日は何の日でしょう。

そう、冬至。せっかく天体関連のことも話しているブログということなので、今日は冬至について少し話そうと思う。

 

まず、冬至とはそもそも何なのか、どうやって決まっているのか。冬至と聞くと大体冬のこの時期ということはみんな知っているだろうとはおもう。それをもう少し詳しく書くと、太陽黄経が270度になる瞬間が冬至と呼ばれ、その瞬間が訪れる日を冬至日としている。太陽黄経とは、見かけ上の太陽の通り道で、春分の日の位置を0度として見ている。そのあたりの詳しい説明は割愛。

 

そしてこの日は、日本では一番日が短い日としてもよく知られている。小学校でも習うことの一つだ。これに関しては、日本だけではなく北半球ではみな、一番日の短い日となる。その理由としては、下のwikiから拝借した画像を見てもらうのが手っ取り早い。

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簡単に説明すると、地球の地軸が傾いているために太陽からの光が届く範囲に偏りがあり、ちょうど冬至の時には北半球は太陽が当たる面に出ている時間が一番短くなる、ということ。

ちなみにこの冬至、今年は22日であるようにほとんどの年が22日になるのだが、地球の公転周期やら諸々の関係で、前後1日ほどずれることもある。そんな冬至だが、実は天体的にはかなり重要なタイミングで、昔は冬至を起点に一年をスタートする、といったような考え方もあり、現在でもそんな考えは残ってもいる。

 

 

さて、そんな冬至といえばというものがもう一つ。それは、ゆず湯カボチャなどの冬至にちなんだものたち。日本はお正月に始まり季節ごとのイベントがある度に何かと食べ物などと結びつくことが多いけれど、冬至もそんなイベントの一つ。

ゆず湯はゆずを入れたお風呂に浸かるというものだが、これは江戸時代に銭湯屋さんで始めたところがあったのが初めらしい。まぁ実際柑橘系であるゆずのエキスが出たお風呂は身体を温める効果があるし、寒い時期ならではで考え付いたのだろうと思う。

そして他にはカボチャ。これは諸説あり、最後に「ん」の言葉がつく食べ物は縁起がいいからというのもあるらしいが、これはどうやら後付けが強いよう。元々は、かぼちゃは夏野菜であるにもかかわらず日持ちするために、冬を乗り切る野菜として親しまれていたところからきている。ちなみに、カボチャの別名をとうなすと言い、冬至の日には頭文字に「と」がつくものを食べるといいとしている地域もあるよう。まぁそういった様々な諸説が生まれるぐらい実際カボチャは身体によく、冬至に限らず冬を越すためにいい食材として親しまれてきた。

 

また、冬至は先程もちらっと書いたように天体的にも重要な日であるために星祭なんてよばれるものも地域によったらあったりする。

 

 

まぁそんな一年で最も昼が短い冬至だけど、逆に言えばここからは日がどんどん長くなる一方ということで、そう考えると少しうれしくなるような気もする。

うちも今日はカボチャをたいたので、カボチャを食べて乗り切っていこうと思う。

 

 

では、今日はここら辺で。