AIが広告を作ることもできるようになってきたらしい。

昨日からまた毎日更新予定ですこんにちは、いまがーです。

 

 

 

さて、今日は、また広告の世界の次世代を見る話題を。

まずは以下の記事をどうぞ。

www.itmedia.co.jp

インターネット上でよく見かける広告を、AIが自動生成する技術を電通が開発したらしい。
インターネット広告というのは、デザインにそれはもう工夫が多くなされていて、いかにしてその広告をクリックさせるか、というところに皆知恵を絞っている。シンプルイズベストで文字だけのものもあれば、一見何の広告か分からないようなものまで、本当に様々である。それを、AIが作成する技術を開発し、しかもなんとすでに実証実験で人間が作ったものよりクリック率が高かったというのだから、驚きである。まぁ、どの程度の実験を行ったかはわからないのでまだ何とも言えないが、それでも革命的なことに違いはないだろうと思う。

 

インターネットを徘徊していると自分の興味ある内容に近い広告が自動表示されるようになって久しい。しかし、あくまで現状では、自分が閲覧した記録やキーワードにそってあらかじめ指定されている広告が表示されているだけであり、広告自体はそれぞれの広告主が事前に決めてあるものである。つまり、興味ある内容が同じ人にとっては全く同じ広告が表示されるのである。

しかし、この記事のような技術が実用化されるとしたら、単に興味ある内容に沿った広告というだけでなく、見た人の癖や興味のそそられ方、性格まで分析して、それに応じた広告を表示することだってできるかもしれないのだ。特定の人には文字だけの広告を、特定の人には全く文字のない興味をそそるような写真や絵だけのもの、なんてことになりうる。
つまり、同じ対象の広告であっても見る人によって全然違う広告が表示される、という未来が来るかもしれないのである。

 

そもそも広告を作るという作業は、先程も書いたように作る人がいかに広告をクリックさせるか考えて作っている。その作業が機械化されるというだけでも驚きだが、更には相手に沿った広告を作り出すとなれば、もう作る側はAIの調整に専念すればいいということになり、もはや広告業界全体が変わる可能性だってある

 

 

さて、AIが作った自分用にカスタマイズされた広告、早く見たい気持ちと怖さとあるけれど、いつごろになれば実際に出てくるのだろうか。

 

 

では、今日はここら辺で。