複合現実という世界が身近になるために。

不思議の国のアリス(ディズニー)を初めて見て、そのはちゃめちゃさに唖然としたいまがーです、おはようございます。

 

 

さて、今日は複合現実世界というものの話。

今までこのブログでも何度か取り上げてきたのは、VR。これはヴァーチャルリアリティ、仮想現実という技術であり、完全に現実から切り離した仮想世界にてヴァーチャルの世界に入り込むもの。この世界では、自分の動きや操作で仮想世界に関わることができる。

それに対して、現実世界に仮想のものを表示させたりする技術が、AR。日本語訳では拡張現実となり、今のポケモンGOなどがそれに当たる。これはあくまで現実世界に仮想世界を重ねるだけ。もちろんそれでも画期的なことをもたらすには違いないけれど、それに慣れてくると仮想現実のようにこちらから働きかけができない世界に飽きを感じるだろう。

そのため、それらの複合ともいうべき、拡張現実のように現実世界に重ねた仮想世界に関わることができるようにするという発想が生まれた。それがMR、複合現実である。これは、実はまだ未来のことではなく、すでにHoloLensと呼ばれるものなどで現実となっているし、実際にアメリカや中国などでは企業なども使い始めている。これがもっと普及すれば、それこそ仮想世界というものがグッと身近になる可能性を秘めている。

 

そして、そのMR技術の普及に寄与する可能性の高い話が、出てきた。それが、以下の記事である。

www.itmedia.co.jp

今や日本人の大多数が知っているであろうゲーム、ポケモンGO。これが、進化をとげようとしている。この記事ではまだARの発達版程度の話までしか書かれていないが、話を読む限り、今後MRにまで発展しそうな可能性を秘めているのである。

正直、新しい技術が普及するには、技術とは遠い世界の人たちが気軽に触れられる場所が必要だと私は思っている。MRなどとなってくると、そこに触れようと思えばまだそのためのデバイスなどが必要となってくる。そのため、技術に近い人やよっぽど革新的なものでない限り、普及するには時間がかかる。しかし、皆にすでに普及しているもので一端でも触れられるようになれば、そのハードルは一気に下がる

 

これは、すごく嬉しいことであるし、未来への第一歩だと思う。複合現実の世界が身近になれば、現実と仮想の境界が薄くなる。これは嬉しすぎる。具体的に何がどうなるかは書き出すと止まらないので置いておくけれど、どんな世界になるか想像するだけでもワクワクする。有用性などももちろんあるにしても、そんなこと抜きにしてもワクワクする世界のための技術というのは大事である。

またぜひMRの世界への経過やポケモンGOの進化を見ていきたいと思っている。

 

 

では、今日はここら辺で。