プーケット旅行@第七日目。

旅行疲れが溜まってきているような気がするいまがーです、こんばんは。

 

 

さて今日は、第七日目。

七日目は、丸一日かけてプーケット島の近くのパンガー湾にある島々を高速船で巡りながら色々体験できるツアーに参加した。

ホテルまで迎えにきてもらってついた船着き場には、20名ほどの参加者が集まっていた。その中で日本人は私達だけ。それでも、日本語ガイドをつけたツアーだったので、英語のガイドさんとは別にもう一人日本語ができるガイドさんが色々説明してくれて、分かりやすかった。

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まずはじめに向かったのは、湾の北端にある島々。そのあたりに着くと、小さな浮き桟橋のような場所があり、そこに一度降り立ち、すぐにカヌーへ乗り込んだ。カヌーは漕ぎ手がいるもので、自分たちは乗っているだけで、綺麗な島々のスポットを案内してもらえた。そこはもう、絶景というべき場所で、日本では絶対見かけないだろうなというような景色だった。途中、岩がえぐられてできたような水面から高さ数十センチしかないようなところにもカヌーに寝そべるようになりながら入るという、なかなかにスリルのあるものだった。そういった場所を抜けると、四方ほとんどがそり立つ島々に囲まれているような場所に出た。そこは小さな入江のようになっていて、水深もかなり浅く、特に干潮ではないのにも関わらずギリギリ足がつくぐらいで、そこでは泳ぐこともできた。

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そこは水の透明度が高く、泳いでいる足先が見えるほど。そんな状況だったので潜ってみたのだが、残念ながら魚は見えず。ただ、カヌー体験が終わった後で桟橋に戻ってみると、桟橋にはたくさんの魚が群がっていて、テンションがあがった。なぜこんなにも嬉しくなるのか自分でもわからないけれど、自然に泳いでいる魚を見つけると嬉しくなる

 

その後は、かの有名な?通称ジェームズボンド島(正式名称タプー島)を見に。タプー島自体は上陸できるような島ではないので、すぐ近くのピンカン島へ。そこからのタプー島の眺めが、かの有名な007の映画に出てきたので有名になったとか。私自身は007を見たことがないのでよく知らないのだけど、それでも独特の風貌を持つ島は見てよかったと思える、いい景色だった。また、ピンカン島には大量の観光客向けのお土産物屋さんが並んでいるので、それまた面白い風景で、見ていて飽きなかった。

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ジェームズボンド島を後にすると、ようやく食事へ。食事はパンジー島という、ほとんどの家々が水上に立ち、007でボンド島が観光地になってからは島民約1500人ぐらいのほとんどが観光業を行なっているという島へ。

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ご飯自体は特筆することはないようなタイ料理やら家庭的な料理のみであったが、その後の観光時間に行った水上生活が垣間見える場所は、なかなか見応えのあるものだった。島人口1500人程度ではあるもののきちんとした学校があり、その中心には子供用のサッカー場があり、海の生き物中心の博物館まであった。また、そこから見える場所にはモスクもあった。この島の人々はイスラム教徒らしく、元々タイから渡って来た人たちが住み出したわけではなく、マレーシアから200年ほど前に渡って来た人たちが住み着いた場所なのだそうだ。そんな場所では、子供達も多く見かけて、子供達がお土産を売りに来たりもした。また、島内には猫が多く、あちらこちらで見かけた。また、島の周囲にはマングローブの森がまるで囲うようにあり、それが自然の防波堤として島を守っているのだと聞かされた。
そんな不思議な場所は、今まで行ったことのあるどの場所よりも異国然としていて、少し穏やかな気持ちになった

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そして今度は歩きでの洞窟探検へ。その洞窟はギリギリ人が立てるぐらいの高さしかなく、かつ干潮時にしか現れないという場所。なのでたまに膝丈ぐらいまで水があったりして、まさしく探検という感じ。ちなみにその洞窟は鍾乳洞らしく、途中いくつか特徴的な鍾乳石を見ることができた

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そして、そんな洞窟を抜けた先にはなんと・・

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こんな景色が。洞窟の中を進むだけと思っていたので、この場所に来た時は、びっくりだった。マングローブの森が広がるそこは、これこそ秘境というべきような場所だった。干潮時にしか行けないそこには、湿地も広がっており、そこにはなんと、ムツゴロウもいた。ムツゴロウは名前は有名だが実物は見たことがなく、この時が初対面となった。最初はおたまじゃくしかと思ったそれは、よく見ると背びれのようなものもあり、たまに水から顔を出したりと、なかなか愛嬌のある生き物だった。

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そんな貴重な自然体験を済ませた後は、ナカ島というところにあるビーチへ
ここは、あちらこちらでパラセーリングやらバナナボートなどの体験の勧誘がある、パトンビーチにも似た雰囲気のあるビーチだった。ここでは自由時間だったので、疲れたのもあってはじめは椅子に座ってのんびり休憩。休憩した後は、少し水を浴びに海の中へ。

ナカビーチは、はじめこそあんまり透明度がいいように感じられなかったのだが、じっとしていると砂つぶが沈み、透明度の高い海が現れた水深1m以上あるのにも関わらず、海底が見えるほどだった。あまりにも透明度が高くて嬉しくて、何度か魚を探すために潜ってみたところ、いくつかの種類の魚を見つけることができた。どれも一瞬しか見えなかったが、それでも嬉しかった。これでこそ南国の海じゃないか。

 

ということで、これだけ盛りだくさんのことをした後は疲れもひどく、ようやくホテルに戻った時にはもう19時ごろになっていた。

ただ、今回のツアーは前回プーケット南部一周をした時とは違い、ガイドさんが終始笑顔で色々話してくれたのもあり、大いに楽しめた。やはり異国の地でのガイドさんはその人によって全然楽しめる度合いも違うなと思った。あまりに仲良くなったものだから、ついFacebookで友達になってしまったほど。そのガイドさんはもう20年以上やっているベテランさんのようで、自分の家族のことやたまにソーセージを作って売ったりしていること、その他色々なことを嬉しそうに話す姿は、本当にこちらも嬉しくなった

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ガイドさんと記念撮影。

 

そんなこんなで七日目は終了。八日目はゆっくり過ごしたので、その話はまた明日を乞うご期待。

 

 

では、今日はここら辺で。