固定IPアドレスによる通信を手軽に行う方法。

最近MACの利用が多いいまがーです、こんばんは。

 

 

今日は、固定(グローバル)IPを使用する方法を紹介。

OSはWindowsでもMACでも可能。

 

まず、固定グローバルIPとは何か。
インターネットに接続していると、必ずそのパソコンがどれなのか特定するための住所みたいなものが振られている。それが、グローバルIPと呼ばれるもの。それは、一般の人が普段接続する際には、空いている番号を振るので、ある程度の期間ごとや色々な条件によってよく入れ替わる。しかし、主にセキュリティ的な問題(やサーバーの設置時など)で、IPを固定して接続しなければいけない時がある。その時に利用するのが、固定IPと呼ばれるもの。間のグローバルという言葉は一般的に呼ばれる際にはつけないことの方が多い。(IPにはグローバル以外のものもあるので特別に分けて説明する際にはつける。その説明は省略。)

 

 さて、次に固定IPにする方法だが、これには、大きく分けて二通りある。

一つは、プロバイダ契約(インターネットを引く際の契約)で、固定のIPを振ってもらう方法。これは、一般的に月額5000円程度から高いと1万円を超えることもある。どうしてそんなに高いかと言うと、住所であるIPには限りがあるため、それを一人が独占して固定して使うということにはそれなりにお金がかかる、ということである。

もう一つの方法は、VPN接続という手法により別の固定されたIPの拠点を通じてインターネットを行う方法。これはひと手間必要な代わりに、割と安価に利用できる。月額1000円から数千円程度である。今回は、こちらの方法を紹介する。

 

まずは、固定IPを購入する。これはいくつもサービスを行っているところがあるが、おすすめは、以下。

株式会社インターリンク

INTERLINKという会社が提供しているサービス。そもそもこのサービスを出している会社は少ないが、ここのは安価で接続方法もいくつか用意されているため、利用しやすい。

二通りのサービスを提供しているが、固定IPが一つでいいならマイIPというもので充分。というか、便利だし安い。複数の固定IPが必要ならマイIPソフトイーサ版というものを。今回は、マイIPを前提に話をする。

 

先程のURLに飛んでもらえれば、申し込み自体はそんなに難しくない。
そして、申し込みが完了すれば、以下のようなメールが送られてくる。

f:id:ImaTaka:20181015122002j:plain

この情報はかなり大事なので、PDFにして保存しておくなりしておこう

 

そしてこの情報を元に、VPN接続を作成していく。

その際、WindowsにもMacにもOS標準でついているネットワーク設定にて行うことは可能なのだが、それではなく、INTERLINK社自身が提供しているコネクトマネージャーというソフトを利用するのがおすすめ

「INTERLINK VPNコネクトマネージャーMac版」の使い方

「INTERLINK VPNコネクトマネージャーWindows版」の使い方

ソフトは、上記からダウンロードでき、その後の設定なども書いてある通りすると、簡単にできる。ちなみに、この設定自体をOSに標準でついている機能で行おうとすると、バージョンなどによって少しずつ違うので、ネットに載っている情報などではつまずくことが多い。なので、このソフトをお勧めしている。

ちなみに、接続方式はVPNの中でもPPTPL2TPの二種類が基本的には使える(最近のMACではL2TPのみ。ネットにはMAC版の接続方法も書かれていることも多いが、PPTPの説明ばかりなのでそこで戸惑う人が多いと思う)が、L2TPによる接続をお勧めする。なぜなら、PPTPよりもセキュリティが高いから。その他いろいろな違いはあるけれど、とりあえず分からなければL2TPで行おう。

 

ということで、ここまで設定すれば、あとはソフトにて接続を押せば、自動的に固定IPによる接続になる。自分のIPが固定されたかどうかは、以下のサイトでIPを確認して、購入した際に書かれていた決まったものになっていたらそれでおーけー。

 

これにて、めでたく固定IP接続ができるはず。

 

 

ということで、今日はここら辺で。