いつのまにか二足歩行ロボットがここまで進化していた。

 

 

 

いつもブログ記事を書く際には、自分の興味あることや話したいことを検索するか、もしくはテック系のニュースサイトをいくつか巡回して、面白そうなニュースをピックアップして、それについて掘り下げたり自分なりの解釈を書いたりという手法を取っている。そんな中、今日もネタ探しにニュースを徘徊して、久しぶりに「これは凄い」とつい言ってしまった。その記事が、こちら。

 

 

なんと、二足歩行するロボットが階段をはねるように飛び越えているのである。人であってもなかなか身体能力が必要な動きを、軽々と、しかも本当に人のような屈伸運動でやってのけている

私は、これでもテクノロジー好きなので、最新の技術などにはそれなりに全方向にアンテナを効かせているつもりだ。なので、ある程度技術には順についていっているので、大きく驚かされることは少ない。新しい技術を見つけても、あぁ、以前から言っていたこれが遂にできるようになったか、ぐらいなのである。そんな自分だが、今回の記事を見て、驚きを隠せなかった。二足歩行ロボットについてはしばらくの間、ジャイロで無理やり立たせたり、頭を無理にふってバランスを取ったりなど、正直人とは全然違う動きでしか制御出来ていないと思っていた。実際、二足歩行ロボット自体が出来てからかなりの間そうであっただろう。それに、なんなら二足歩行ロボットは効率が悪いと言って、キャタピラー型やその他目的に特化したロボットに寄って作るのが最近の流れだと思っていた

それが、この動画の二足歩行ロボットは、あまりにも軽快ではないか。これは本当に飛躍的な進化だと思う。二足歩行で自由に動けるということは、どんな型のロボットよりも汎用性が高いロボットだということなので、一番開発が出来れば有用である。しかし、その制御の難しさから特化型の流れになっていたはずだと思っていたのに、こんな動きができるのであれば、本当にどこでもいける、何でも出来る、人間とそっくりそのまま入れ変わることができるロボットが出来てしまうじゃないか。

 

もちろん、特化型のロボットにしかできないことは多々あるし、それはそれで重要だと思う。そしてそれはすでに社会基盤に溶け込んできている。大きな工場など見れば、多少なりともロボットが入り込んでいる。

しかし、社会の表立ったところには、やはりまだロボットは見えてきていない。それが、二足歩行ロボットがここまで動けるようになったとなれば、社会にそれらロボットがいる世界が当たり前になるのも、時間の問題なように思える。なぜなら、二足歩行ロボットの一番のメリットが、同じく二足歩行である人に合わせた世界が今作られているために、ロボットの中で社会に一番適用しやすい、という点になるだろうから、である。

 

これに最近進歩が目覚ましいAI(あと5年もすれば人間の知能を抜く可能性すらあると言われている)が加われば、もう本当にSFの世界である。ScienceFictionが、ScienceNonFictionになってしまう。
これは、すごく楽しみな世界ではないか。非常にワクワクする。

 

では、今日はここら辺で。