久しぶりに日本上陸するGoogle純正スマホの性能を見てみた。

一週間後はタイのプーケットにいる予定のいまがーです、こんばんは。

 

さて、今日は最近ネットでちらほらと見かけるPixel3と呼ばれる携帯スマートフォン)について。
なぜこれが最近よく話題に上るのか。(そんなの初めて聞いた、という人もいるかもだけど)それは、Googleがオリジナルで出しているスマートフォンのシリーズであるPixelが、最新版であるPixel3になって初めて日本で正式に発売されるからである。
ちなみに、GoogleはPixelの前にもNexusというシリーズを発売していたが、これは日本でも実は発売されていた。(私も1台持っている)
そのNexusシリーズの発売終了後しばらく日本でGoogle純正のスマートフォンが手に入らなかったのが、久しぶりに手に入るとなって、話題にのぼっているのである。
以下が、その正式な告知サイト。ちなみにすでに予約は可能で、11月1日に日本で発売開始らしい。

store.google.com

 

ということで、このPixel3の仕様を見て一般的にスマホを購入する際に気になるであろう点と、個人的に気になった点をざっと書いていこうと思う。

 

1.画面サイズは5.5インチと6.3インチ。
ディスプレイサイズは昨今の一般的なサイズ展開。参考までにiPhoneXSが5.8インチ、XperiaXZが5.2インチ。枠は狭いので本体自体はそんなに大きい感じは無さそう。
ちなみに、ディスプレイでいう○○インチは画面の対角線の長さを言っているよ、ということは知らない人もたまにいるので補足しておく。

 

2.電源容量は3430mAh。
スマホの命である電源の持ちに一番関わる電源容量は、私が知る限りではおそらく最大限に大きい。大体今日本で発売されているスマホの電源容量が1500~3000mAh。
それに、Googleが独自のAI技術により電池の使用を制御するようなので、電池の持ちは充分だと思われる。(まぁディスプレイも大きいので実際どんなものかは試さないとわからないが)

 

3.メインカメラは単眼。(前面カメラはデュアル)
最近のスマートフォンで流行りの広角と望遠二種類のカメラ内蔵はせず、単眼。しかし、これまた独自の技術にて複数枚の写真を重ね合わせることで拡大した写真でも綺麗に撮れるそう。また、AIの利用により、シャッターを切った瞬間がベストショットからずれたとしても、前後で一番いい瞬間を取り出してくれる機能や、Googlelensと呼ばれる現実世界にプラスアルファの情報などを表示してくれるカメラ機能も強化された(今までは使用するにはシャッターを切る必要があったが、カメラを向けるだけで情報をだしてくれるように)。

 

4.RAMメモリは4GB。
スマホの動作に関わるRAMメモリは、現行の標準のスマートフォンよりは大きいiPhoneなどは公式に発表されていないのでなんとも言えないが、iPhoneXSと同じかそれより少し多いぐらいか。でも、ハイスペックなスマートフォンだとすでに6GBや8GBもあるし、(多分)中国がRAM10GBなる化け物スマホを出すつもりだという情報を見た気もするので、もう少し頑張って欲しかった感もある。
ちなみに、最近のパソコンの標準RAMメモリは4~16GBといったところ。

 

5.ROMメモリ(いわゆる容量)は64GBと128GB。
これはまぁこんなものか、という感じ。スマートフォンで一番容量が必要となる写真や動画データはGoogleクラウド上(ネット上)で保存できるサービスが容量無制限で使えるとのことなので、まぁこれだけあれば大丈夫であろう。
しかし、もしも足りないとなったときにはSDカードを挿すスロットはないらしいので、それはつけておいて欲しかった。

 

6.イヤホンジャックは、ない。
Googleとしては充電もワイヤレス対応らしいし極力端子類を出すのが嫌だった(し、薄くするには仕方ない)のだろうが、これはつけておいて欲しかった。

ただ、充電端子でもあるUSB-Cにつけることができるイヤホンは付属するようなので、まだよしとしよう。しかもなんとこのイヤホンを通しての会話はリアルタイムで数十ヵ国の言語に翻訳されるとのことなので、その精度によってはかなり目玉となるかもしれない。

 

7.その他AI機能が盛りだくさん。
Google独自のAI機能が他にもいくつか入っている。一つは、なんと、電話がかかってきたときにAIが名前や要件を聞き出し、それをディスプレイに表示させてくれる機能があるよう。要するに、とりあえずどんな電話かAIに聞き出してもらって、電話に出るか出ないか決められる、と。これはなかなかに便利そうだけど、果たしてどこまで実用性があるのかと、初めてかけた人にとっては、なんだ?となりそうだ 笑。
他にも、お店の電話予約をAIが代わりにとってくれる機能も(発売時にはできないが)そのうちつけるつもりらしい。

 

8.お値段は10万円前後。
サイズ違いなどで多少前後するにしても、大体10万円程度。さすがGoogleが最新機能を盛り込んでいるだけはあるハイエンド価格。ただ、SIMフリーのものだけでなくドコモなどからも出る予定(こちらは11月1日ではない)らしいので、そうなるとドコモなどの独自の契約でもう少し安くは手に入れられるかもしれない


と、ざっとこんな感じ。
まぁこれだけ書くとなかなか要素がありすぎて大変なので、飛ばし読みした人向けに一文でまとめるなら、、
Pixel3の性能は、高スペックではあるものの現行のスマートフォンの中で飛び抜けているほどではないが、独自のAI機能は光っているので、新しい技術好きな人にとってはいい1台
ということでした。

 

では、今日はここら辺で。