革新技術がもたらすもの。

明日から埼玉県民になるいまがーです、こんばんは。
 
今日も、昨日に引き続き技術的な未来の話を。
話題は、こちら。

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スマートフォンと連携することで、自分がどこをどれぐらい磨いていてどこに磨きのこしがあるのかや磨きの癖を把握できる歯ブラシ
広義としては、最近よく使われるIOT機器と呼ばれるもの。
 
今日は、これ自体の話を多くするつもりでは、ない。
ただ、これ自体も、かなり便利そうである。まぁ替えブラシも込みで25000円という、歯ブラシの中では高額だけれども、歯医者に行く頻度を抑えられたりしそうだし、それだけの価値はありそうかな、というもの。今までほとんどの人が、なんとなくで、真剣に考えず、作業として行い、そのせいでおそらくは歯医者にかかる原因になることもあったであろう歯磨きという行為。これを、視覚的に分かりやすくすることで、より便利で無駄を無くし、かつ正確に行えるようになるのである。
 
ただ、今日言いたいのはこの歯ブラシの宣伝ではなく、
「これからの時代、こういったものがどんどん増えてくるだろうし、それによって色々な業界で効率化され、人の担う部分がいい意味で減るのだろうな
ということである。
 
こういったもの、というのは何もIOT機器と呼ばれる類いのものだけを指しているわけではなく、今まで勘や経験で行っていたようなことをデータ等に基づいてより効率的に正確に行えるようにするもの、と私は思っている。
正直、今の世界、特に日本では、効率とか関係なく長年の勘や経験に頼る技術、もしくは職人技と呼ばれるようなことが多すぎると思う。もちろん、それでしか行えないようなこともまだまだあるだろうし、決して現在の技術の機械では到達し得ない領域があるのも分かるし、それで素晴らしいものもあるのは分かる。
けれど、そこまでの領域ではないのに、非効率過ぎることをやっている世界が多すぎる。だからこそ、そこに勘や経験を代替する技術が需要を得るだろうし、それを見越していくことがこの先の世界での革新的な製品を作っていくことになるだろうと思う。
そして、そんな革新的な製品は、私達の生活をより洗練されたものにし、それにより無駄な仕事などが減り、その分自らのために時間を使いやすくなるように思うのである。
以前書いたAI技術などももちろんその一端を担うだろうし、VRにも同じようなことが言えるだろう。それらをどう活用したらどんな世界が待っているのか、楽しみすぎる。
 
今の世界は未来へ不安しかない世代で、昭和は未来への希望があった時代とかよく言われるけれど、私は必ずしもそうではないと思っている
そりゃあ高齢化やら貧富の二極化やら言葉にすればいくらでも不安なこともあるだろう。けれど、そんなことよりも、より個人の時間を使える可能性が広がっている、ということは、人が気持ちよく過ごせる時間が増えるかもしれない、ということに他ならないのだから。
今の世界は個より集団が大事にされ過ぎている。そのせいで皆どこかに悩みや歪みなどを抱え、それを無視するなり、抱え混みすぎて辛くなったりしている人も多いと思っている。
それが、個を大事にできるようになるのである。自分を見つめ、自分にとって心地よい時間を過ごすことが出来れば、その瞬間を大事に出来、「今」を大切にできる。そうすれば、過去を悔やみすぎたり未来に不安を抱えすぎなくてよくなる。
そうすることで、集団でもより心地よく過ごせるようになるだろうし、個の力を発揮できると思う。
 
そう考えれば、充分、未来は明るいと、思う。
 
 
では、今日はこの辺で。