空飛ぶタクシーの一般化する可能性。

引っ越しの日程がとりあえず過ごしやすそうで安心しているいまがーです、こんにちは。

 

 

今日は、空飛ぶタクシーの可能性について。

どうしてそのことを書こうと思ったかは、以下の記事から。

www.gizmodo.jp

簡単に書けば、今やライドシェア(個人のタクシーみたいなもの)で有名になったUberが、今度は垂直離陸可能な航空機でタクシーを行う実験を、2020年頃に日本でするかも?という話。

 

以前から空飛ぶタクシーの計画はUberだけでなくエアバスなど、いくつか行おうとしているところがある。それは知っていたけれど、もうあと数年で実用出来るようなレベルだとは思っていなかった。それに調べてみたら、Uberのみならずエアバスも同じく2020年に実用化を目指しているとのこと。しかも、こちらは無人での自動運転を目指している

技術的にももちろんだけど、法整備もそんなに簡単なものではないと思っていた。でも、もうそのあたりの当局と話しているとあり、それがもう本当にすぐそこの未来だと知って、驚いた。

小型の航空機が空を飛び交う未来とか、SF等でよくある未来で、楽しみじゃないか、と。

 

ただそれと同時に、実現したとして結局一般化するのか?と思い、一般化するために問題となりそうな点を考えてみた。

 

まず一番大事な、価格的に利用しやすいのか?という点。

これについては、Uberでは当初の予定で1マイルあたり5.73ドル、とりあえず実現可能な目標値として1.86ドル、最終到達目標地点を0.44ドルとしている。これは、当初ではかなり高額なものの、実現可能な目標の金額まで落としてきた場合、実用性もあるかな、という感じ。例えば東京大阪間であれば、仮に直線で400km、ドル円を110円、1マイル1.6kmとした場合、それぞれ15万程、5万程、1万程、となる。

こう見ると、東京大阪間とするなら実現可能な目標金額ではまだまだ高いが、それでも、その金額感で場所関係なく離着陸場さえあれば行くことが可能になる、と考えればまぁ実用範囲内ではないだろうか。

ちなみに、アメリカのデータでは、乗用車を持つことによる移動手段の1マイルあたりのコストは0.4~0.6ドルらしいので、最終目標まで金額が下がれば、現状の自家用車とコストが変わらないということになるらしい。

 

そもそも、本当に「どこでも」いけるのか?という点。

これに関しては、上でも少し書いたように離着陸場は必要。ただ、垂直離陸が可能なものであるので現状の航空機のように広大な土地などは必要なく、割とどこでも作れそうではある。ただ、セキュリティチェックは必要になるだろうから、そのあたりをどう行っていくか、が鍵なのだろうなと思う。それに、そこに人件費もあまりあてられないだろうし。それこそ、AIとかロボットとかの出番になってきそう。

 

利用がスマートにできるのか?という点。

これは上で書いた離着陸場とも関連してはくるが、既存の航空機のように搭乗手続きの時間等を考えれば他の手段の方が早い、なんてことが起こりうると正直いくら安くなっても使おうとは思わない。ただ、これに関しては昨今のキャッシュレスやAI化、認証技術など、いくらでもスマートにできそうなので、問題はなさそう

 

 

と、まぁ色々書いてきたけれど、まとめると、離着陸場と金額さえどうにかなれば結構一般化しそう。金額面が一番大きいので実用化されたからといってすぐにみんなが利用できる物にはならなさそうだけど、技術進歩が楽しみではある。

 

 

最後に、追加で少し脇道にそれた、でも個人的にはこれまたわくわくする話題を。

gigazine.net

これは、一般人が使用可能な陸空両用車

これは本当に夢がある。しかも、なんともう予約は開始されていて、2019年には実際に発売される予定というから、驚き。

まぁまだ洗練はされていない感じだしかなり高額にはなるものの、これまた技術的に可能なことが充分に検証されれば、そして法整備が整えばどんどん参入するだろうし、楽しみ。

 

 

では、今日はこの辺で。