家を借りる際の初期費用を抑えるコツ。
来週から埼玉県民になるいまがーです、こんばんは。
さて、最初にも書きましたが、来週、関東に引っ越します。
その関係で、新しく賃貸契約を結んだのでそのことを書こうかなと思います。
というか、「賃貸契約時の初期費用を抑えるコツ」を書いていきます。
賃貸契約は、仲介業者を通して行うと、基本の賃料や敷金、礼金や仲介手数料に加えて、保証料やら家財保険料やらと色々付け加えられて、見積書を見てみたら「え？こんなにするの？」みたいになった方も多いと思います。
それをそんなものか、と思って業者の言いなりになって契約してしまうと、はっきり言ってかなり勿体ないことになります。その内容を、ざっくりと並べていきたいと思います。
１、家財保険料（借家人賠償責任保険）
これは、ついていた場合、「自分で会社を選んで入ります」とはっきり言ってしまいましょう。
事故や火災など過失によって家を損害させた時に大家さんに支払わないといけない賠償金のための保険ですが、これは入っておいた方が万が一を考えるといいですし、入らないと入居を認めてくれない大家さんがほとんどでしょう。なので、「なし」という選択肢はほぼありませんが、仲介業者の言いなりで入ると、高い金額を取られてしまいます。
なので、自分で任意の会社を選んではいる方がよっぽど安く済みますし、自分の契約なので内容（補償額など）も選べますし、もしもまた引っ越したりした場合には引き継いだりもできるので、楽です。
２、保証料
これは、ついていた場合、まずは「全て義務ですか？」と聞いてしまいましょう。
いわゆる家賃などが滞納されたりした時のための大家さんに対する保証料ですが、これは、仲介業者としてはほぼ必須でつけたがるのですが、義務かどうか？と聞かれるとひるむことが多く、それで少し揺らいでいたら「大家さんに確認してもらってもいいですか？」と聞きましょう。大家さんは大手の会社とかでない場合は意外と「いらないよ」と言っていただけたり、なしは無理でも「基本の保証は必要だけどこれはいらないよ」と言って減額されたりすることがあります。
また、保証人を立てることが可能な場合は、それによっても安くできたり場合によっては保証料をそもそもなしにしてくれる場合もあります。
ここまでは割と簡単なので確実にしておきましょう。
ここから下は、こんなことが可能なことあるよ、という「交渉術」です。
３、家賃
これは、交渉したことがある人もそれなりにいるかもしれません。コツとしては「交換条件を出すこと」です。
例えば、月の途中からの入居で日割り家賃の予定だった場合、月初めから入る（つまり初月の家賃を全額支払う）代わりに、とか。光ファイバーの回線が通っていなかった場合の回線工事やエアコンの新規設置をこちらで行って置いておく代わりに、とか。
また、仲介業者がそれはちょっと、、と渋ったとしても「大家さんに一応聞いてみてもらっていいですか？」と言いましょう。大家さんにとっては、趣味でやっているような人以外は「多少賃料が下がっても賃料が入らない時期が長くなるよりはいい」という心理が働くものです。また、大手の管理会社の物件であったとしても、同じような思いで割とあっさり値下げしてもらえることもあります。
４、敷金や礼金
これは、基本的には減額できるようなものではないですが、「家賃を少し上げる代わりに」などという交渉ができることはあります。これも仲介業者と話していても らちが明かないので、大家さんに繋いでもらいましょう。
家賃を上げるなんて、という方もいるかとは思いますが、例えば家賃を2000円上げる代わりに敷金や礼金合計7万円程度ならタダにしてもらえたりすることはあります。大体、家賃を上げた場合に上がる収入3年分ぐらいを目安にすると交渉しやすいかと思います。（今回であれば2000円×36ヶ月＝72000円）
まぁ、これは自分としては未来を見越せば大体の場合払う金額は多くなってしまいますが、一度に大きな出費が大変、という場合は選択肢の一つかもしれません。
最後は、番外編。普通の家ではなく、店舗などを借りるとき。
５、初期の改装費用
これも、４の項目と一緒で「家賃を上げる代わりに」を交渉の種にしましょう。これも同じくさっさと大家さんに繋いでもらいましょう。
店舗を賃貸で借りる場合、よっぽど居抜き（内装や設備付）の綺麗な物件でない限り発生する費用ですが、これを大家さんに負担してもらう手法です。そんなことできるの？なんて思うかもしれませんが、大家さんにとっても、借主を見つけるためには綺麗にする費用は絶対かかるものであるし、それを多く支払うだけで家賃が上がるし、場合によっては次貸すときには居抜きで貸せる可能性すらあるのです。
ということで、これ以外にも色々下げられる可能性もありますが、代表的な物を上げてみました。よかったら参考にしてみてください。
では、今日はここら辺で。
