IT化は全然行き届いていない。

真昼間にうとうと寝てしまいそうだったいまがーです、こんにちは。

 

今日は、IT化って、業種によったら意外と全然進んでないなって話。というか、IT化以前にそもそもコンピューターを効率的に使えていない。

 

具体的にどんな状態かというと、たとえば私が所属している建築関係の団体での話。

まず、詳細な見積もり等を出すときに一応Excelで数量×単価程度の数式は入っているが、SUMすら使われず手計算をされているところがある。別シートにその計算後の数量をまた入力するところなどがあっても、それらは全て手で転記。そこからグラフにするためにまた別シートに転記して、毎回グラフを作成し直し。最終的にはその出た数値から最終的な金額のみの見積書を出すのにWordへ手で転記。

簡単なことだけ抽出してもこんな調子。

他にも、無くなってはまずいデータも一つのパソコンで保存しているだけでバックアップも無し、場合によってはウイルス対策も皆無、様々な人が触るファイルであっても命名規則がないからどれが最終かわからない、そもそも複数人触るファイルをメールでいちいちやり取りして誰かが差分を統合なんてことしてる。

 

こんな状態でやっているものだから、本当に意味のない無駄な工程、仕事が多かった。そこで、自分が入り込んである程度の信用を築いてから、上記に書いたようなことは改善した。まだまだ改善点はあるものの、少しずつ業務が効率化してきた。

 

そういったことをもう3年ほどやってきて、これはまだまだそういった改善をする必要性がある会社や団体はあるのだろうな、というか中小企業はほとんどそうなのかもしれない、と思った。いや、大手企業であっても、少なくとも建築業界では、フォーマットは用意されていても末端は理解せず使っていて逆に扱いづらくなっていたりするものも見てきた。

そこで、そういった内容の改善を行うコンサルは需要有りそうだと思う。いや、すでにそういったことを行っているところもあるのだろうけど、全然行き届いていないのだろうな、と。

というか、そういったコンサルをしている人はパソコンのことは分かっても例えば建築という業種の中で必要になる作業やそれに伴う書類は分からないから、そこまでは踏み込めないのか?と。

 

 

そういったことを以前から考えていた。これ、会社化できそうな案件だよなぁ。

IT+その他専門業種にそれなりにでいいから精通している人を集めれば面白そう。

 

 

ってことで、最後にいつもの。

柱で曲げ応力の一番かかるのは柱の中間ではなく、端部である。